みなさん、こんにちは!ともやです!
アリゾナには自然が作り出した神秘的な大地が広がっています。
その中でも一際目立つのが、アンテロープキャニオンです。
アンテロープキャニオンには、アッパーアンテロープとロウワーアンテロープがあります。
ちなみに、日本の旅行ガイドブックに掲載されているのは、ほとんどがアッパーアンテロープです。
この記事を読めば、どっちのアンテロープキャニオンに行くべきなのかが理解できます。
2つのアンテロープキャニオン、どっちがオススメ??
ナバホ族の土地に位置する渓谷。アメリカ南西部では、最も写真撮影され多くの人々が訪れるスロット・キャニオン(幅の狭い渓谷)です。
アンテロープ・キャニオンは2つの岩層から成り、個々にアッパー・アンテロープ・キャニオンとロウワー・アンテロープ・キャニオンと名づけられています。
アンテロープ・キャニオンは他のスロット・キャニオンと同じく、周囲の砂岩(ここではナバホ砂岩)の侵食によりできた何百万年にも及ぶ地層を形成しており、これは主として鉄砲水のほか、風成の侵食によるものです。
特にモンスーンの時期に降る雨水はアンテロープ・キャニオンの一部である谷間を流れ、より狭い通路を流れるにつれ水は加速して砂を拾いあげます。
その後長い時間をかけて通路が侵食されると、狭い通路は更に広くなり岩の鋭さはより滑らかにされて、岩の「流れる」ような特徴を形作っています。
こうして独特の岩の通路が、長い時間をかけ完成されました。
アンテロープ・キャニオンの基本情報
住所 | Highway 98 Road & Milepost 302, Page, AZ 86040 アメリカ合衆国 |
アクセス | フェニックス空港より車で約4時間 |
料金 | ※時期やツアー会社によって変動あり |
営業時間 | ツアー会社による |
休業日 | ツアー会社による |
アッパー・アンテロープとロウワー・アンテロープ
アンテロープキャニオンには、アッパーアンテロープとロウワーアンテロープが存在しています。 それぞれの特徴を説明していきます。
アッパー・アンテロープ・キャニオン
アッパー・アンテロープ・キャニオンは、この場所は観光客が最も頻繁に訪れる場所です。
なぜなら、その入り口と全長が地表と同じ高さにあり、岩などを登る必要性が無いためです。
もう一つの理由としては、キャニオン頭頂の開口部から直接入射する太陽光の光芒が、ロウワー・アンテロープ・キャニオンよりもアッパー・アンテロープ・キャニオンによく起こるためです。
特に夏期間は、太陽が空高く昇った時この光芒がよく見られます。
ですので、写真撮影をゆっくり楽しみたいのであれば、アッパーアンテロープがお勧めです!
ちなみに、光が差し込む瞬間というのは、時期と時間が限られています。
ナバホの言葉で「水が岩を流れる場所」という意味の、ツェー・ビガニリニと呼ばれているそうです。
ロウワー・アンテロープ・キャニオン
ロウワー・アンテロープ・キャニオンは、アッパー・アンテロープ・キャニオンから数キロ離れた場所に位置しています。
長く狭い場所も多い上、全体を通して足場が悪いなどアッパー・アンテロープ・キャニオンと比べて散策が困難です。
なので、ロウワーアンテロープキャニオンは、写真を撮りたいという方よりも自然の神秘を冒険したい!という少年の心を持ち合わせた方に向いているかもしれません(^^)
時間に余裕があり、体力がある方は挑戦してみてもいいかもしれませんね!
ちなみに、こちらはナバホの言葉で「螺旋の岩石アーチ」という意味である、ハスデトワジと呼ばれているそうです。
アンテロープキャニオンを観光の仕方
アンテロープ・キャニオンは、観光スポットとしてとても人気があります。
特に写真家にとっても絶好の撮影スポットとなっていて、写真家用の観光ツアーも用意されているくらいです!
また、アンテロープ・キャニオンは、観光における入場が制限されていてツアーに参加しなければ、入ることができません。
必ず観光ツアーを事前に予約しておきましょう!
観光ツアーには、日本語ガイドのつく観光ツアーと現地ガイドのツアーがあります。
それぞれのメリットを紹介していきます。
「アンテロープキャニオン」日本語ガイドのツアーに参加する
日本の旅行会社でツアーに参加すると、日本語ガイドでの観光ができます。
なので、英語が分からなくても、なんの問題もなくアンテロープキャニオンを観光することができます。
また、基本的にはアンテロープキャニオンだけではなくその他の観光地を含めてツアーが組まれていますので、周辺の人気観光地も合わせてみることができます。
日本語ガイドのツアーでは、ロウワーアンテロープには行けませんので、ロウワーアンテロープに行きたい方は現地ツアーに参加しましょう!
「アンテロープ・キャニオン」現地ツアーに参加する
現地ツアーに参加するメリットとしては、自分で予定を組みやすいということです。
日本語ガイド付きのツアーだとすでに予定が組まれているので、時間などが選べない場合が多く周りに合わせなければなりません。
しかし、現地ツアーであれば、自分で時間を選ぶこともできるので、最も光が差し込む正午に合わせて行くこともできます。
また、ロウワーアンテロープの選択肢もあります。
現地ツアーを探せるサイトがありますのでご紹介しておきます。
まとめ
以上、2つのアンテロープキャニオンをご紹介させていただきましたが、写真撮影をゆっくり楽しみたいのであればアッパーアンテロープがオススメで、自然を満喫しながら険しい道を冒険したいのであれば、ロウワーアンテロープがオススメですね!
英語が全く話せないのであれば、日本語ガイド付きツアー一択になるかと思いますが、少しでも対応ができるのであれば、現地ツアーを予約するのがいいかもしれません。
なぜなら、現地ツアーのガイドは、どのポイントで写真を撮るべきか知り尽くしています!
彼らならではのガイドを楽しむことができるので、是非お試しくださいませ(^^)
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