チップは絶対払うべき?アメリカ旅行で直面するチップ文化。

みなさん、こんにちは!ともやです!

日本には馴染みのないチップ文化。

アメリカ合衆国では、チップ文化が浸透しています。

初めてアメリカ旅行に行く人は、チップは絶対払わないといけないのでしょうか?と疑問を持つかと思います。

答えは、チップは必ず払わなければなりません。(例外あり)

そこで、今回はチップはどんな場合でどのくらい払うべきなのかをまとめてみました。

♠チップの起源
♣チップの支払いが必要な場面
♥チップの相場
♦チップの簡単な計算方法

チップは絶対払うべき?アメリカ旅行で直面するチップ文化。

チップは絶対払うべき?アメリカ旅行で直面するチップ文化。

 

基本的にはアメリカでは、何かしらの人を介するサービスを受けた場合は、チップを払わなければなりません。(例外あり)

理由の一つとしては、アメリカのサービス業ではチップを受け取ることを前提に給料設定がされていることが多いです。

そのため、チップ=収入とみなしている労働者がほとんどで、チップを渡さなければ無礼だと不満に思われるでしょう。

チップの起源

チップの起源は、ヨーロッパの床屋から来ているという一説があります。

昔はイギリスの床屋では、外科の役割も果たしていたそうです。

床屋の前にある赤・青・白のくるくる回るサインを見たことありますよね?

あのサインは動脈・静脈・包帯を意味しています。

床屋の本業の他に悪い血を抜く血抜きをやっていたそうです。

この血抜きの料金が決まっておらず、お客さんは出せるだけの料金を箱に入れることになっていました。

そして、この箱には「To insure promptness」と書かれていて、その頭文字をとって"TIP"となった説があるそうです。

他説では、フランス語やドイツ語のこのチップに当たる言葉は、お酒を飲むための料金という意味合いがあり、お酒を飲ませてくれたサービスに対する報酬として渡していたのがチップの習慣の始まりとも言われています。

これらの習慣が徐々に広がり、バーやレストラン、ホテルでもチップの箱を置くようになったことからチップの習慣が定着したようです。

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アメリカでのチップの相場は?どんなときに必要?

アメリカでのチップの支払い、どんなときに必要?


アメリカでは慣習として、ホテルでの宿泊(ベッドメイキング、ルームサービス、ベルボーイによる荷物の運搬など)やタクシーの利用、レストランでの飲食で観光旅行の場合には、ツアーガイドや観光バスのドライバーに対して支払うこともあります。

ホテルでのチップ相場

ホテルには、様々な職種の人々がサービスを行ってくれます。

チップの渡し方は、基本的には手渡しです。

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ルームキーパー

外出時に部屋の掃除やベッドメイキングをしてくれるルームキーパー。

相場は、1~2ドルで手渡し、もしくはテーブルの上などにおいておきます。

ポーター

荷物を運んでくれるサービススタッフです。相場は、荷物1個につき0.5~1ドル手渡しです。

ドアマン

ドアマンとは、ゲストのお出迎えやお見送り、車の誘導、タクシーやハイヤーの手配、施設案内、周辺の警備などを行うスタッフです。

一見シンプルな仕事に見えますが、「ドアマンこそがホテルの顔だ」と言われるほどホテルの第一印象を決める職業でもあります。

チップの相場は、2ドルで手渡し。

ベルマン

ベルマンは、ホテルロビーでチェックインやチェックアウトなどその他お客様対応をするスタッフです。

こちらの相場は、0~2ドルで、気持ちだけ払うと言った感じでしょうか。

バレーパーキング

バレーパーキングとは、ゲストの車を出し入れするスタッフです。相場は、2ドル

コンシェルジュ

ホテルにて観光スポットの案内、チケットの準備、旅行のプランニングまで、お客さまの多くのリクエストに応えるプロのスタッフのことです。

コンシェルジュへのチップ相場も2ドルです。

飲食店でのチップ相場

次はレストランやバーでのチップ相場です。

飲食店については、レストランの場合だとチップの渡し方は店にまとめて渡すことになるので、料金精算時に払います。

クレジットカードの場合だと、サインを書く時にチップをいくらにするか書いて、そのままテーブルに置いておくかスタッフに渡してください

レストラン

サービス全般に対してチップを払います。

チップの料金は、消費税を抜かした料金の15~20%です。計算が面倒くさいという方は、TAX(消費税)2倍支払えば大丈夫です。(消費税が低い場合は注意)

バー

バーでのチップは、お酒を作ってくれたウェイターに支払います。

相場は、1杯につき1ドルです。

タクシーの相場

タクシーでもチップの支払いが必要です。

荷物の積み下ろしで1ドル、タクシー代にプラスして10~15%のチップが必要です。

アメリカでは、Uberを使うことも多く、こちらも同様にチップが必要です。

相場はタクシーと同じくらいで、チップ代を選択肢から選ぶという流れになります。

まとめ

以上、アメリカのチップ文化について説明してきましたが、チップ相場悪魔でも目安です!

もし仮にサービスに対して不満を感じたのであれば、マネージャーなどを呼び意思表示をした上で減額しましょう。

英語が話せなくても伝えることが大事です。

日本では馴染みがないので、払わなくても大丈夫なんじゃ?と思う気持ちはわかりますが、文化の違いをしっかりと理解して、チップの支払いに応じましょう。

 

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